沖縄県の本島東部に位置する泡瀬干潟。



世界でも沖縄にしか生息しない藻類で、絶滅危惧種のクビレミドロもみることができる貴重な干潟だそうです。


そこに国と県による埋め立て事業が始まる、と新聞は報じています。


なくなってしまった自然は、人間の力ではそう簡単に元に戻らないのに。


この目で見たい。真実は何?その思いがいっぱいになった春。


実際に行ってみると、地元の小学生たちが描いた絵に囲まれた静かで美しい干潟でした。





水のひいた干潟は透明なみずいろ。



さんごの白。




のんびり釣りを楽しむ地元の人。

「こんにちわ!何がつれるんですか?」
「ちぬだよ、ちぬ。」
とお話してる時に、ピクッとウキが動いて手のひら大の魚がつれました!

なんて豊かな海。



まるで生きている自然の宝石箱。

標本でしか見たことのない貝が、実際に生きて動いてることにあらためて感動します。



でも。

沖には人工島を建設するため、

すでに国と県による埋め立て工事がはじまっていました。



「なにをしているんですか?」

「はまぐり掘ってるさー」



こちらの親子連れはあさりを掘っていました。

春の海はおだやか・・・




「ここの干潟はどうなってしまうのでしょう」とあさりを掘っていたおばあ(さん)に聞きました。

「あそこに橋ができたからねー。ここまで埋め立てられるさー」







そんなことより一緒に貝掘りしよう、今からでもいっぱいとれるよ。

とおばあはくしゃくしゃの笑顔で、私をさそってくれました。





変わることで得るもの・・・


変わらないことで在るもの・・・


いろいろ考えておりました。